設計・デザインについて
国道9号線から鷲峯山方向に約1.5キロあたりの従前集落にあるおうち。 当初は既存農業倉庫を改修して離れ住まいをとの計画でしたが、今後の住まい計画等も考慮しご実家土地内での新築計画となりました。 施主さんの希望や周囲建物との調和等もあり、外観は焼き杉板貼り・漆喰風珪藻土塗り・切妻屋根で納めています。
内部はLDKを中心に、母屋と庭が見渡せる小上りの和室4.5帖を東側に、水回り・収納が西・北側に配置して、2階は寝室・将来的に間仕切り可能な子供室、ホールから出入り可能な屋根裏には容量がある小屋裏収納庫を備えている。
リビングのコーナーにある薪ストーブは吹抜けと階段を介して家全体を暖かい空気で満たしていますし、プラン的にはどこにいても家族の気配が感じられるような、ちいさくてまとまりのある住まいとなりました。